満開だった桜ももう花吹雪、こんな中をそぞろ歩きをしますと、年甲斐も無く感傷的になりことを知らぬままに17文字いたずらに並べてみました。
咲き誇る満開の花にも魅力がありますが、また、散る花にも改めて風情を感じました。
*風に舞い ひと役おえし 花舞台 木から離れ乱舞する姿の見事さ、地上に
落ちてもなお一面に広がるあでやかさ
*急ぎ歩き 追い風さそう 花一片 僅かな風にたったひとひらの花びらが後
を追ってまつわり付く愛しさ
*吹き溜まり 花幾重にも 群れなせり 風によって吹き寄せられた花びらが重なり会
いピンクの小山がいくつも美しい
*雨後の川 何故急ぎ往く はな筏 雨上がりの水かさが増して流れが速くなり出来ればもう少しゆっくりさて欲しい未練さ
*暮れなずむ 道白しろと 花明かり 夕暮れの薄暗い中にもひときわ白く開けた花明かりの楽しさ
*はな布団 落葉ひとひら ここち良く 花びらが敷き詰められたお布団に大きな枯れ葉がひとり気持ち良さそうに居眠りか
*順を待つ 落花の次は 黄みどりが はなが少しは残っても出番を持っている葉桜の黄緑も若わかわかしく世の慣わしか
ひとり言